会えないけど伝えたい

14時に大ちゃんのスタジオに集合、編集した各チームの映像も揃えて、zoom用に数日前に時間制限なしの月2000円の契約もしたし、阪巻さんの配信セッティングも完了、よしあとは本番!ってなるまでにリハをもう一回夕方からやりました。

配信ソフトのPCとスイッチャーを阪巻さんが操作、演奏映像が入ったPCとzoomで繋ぐPCの双方を佐々木が操作、大ちゃんはコメントに目を通して進行、、、完璧な布陣で臨んでます。

でもやっぱ僕は不慣れで、しかも同時にいくつものことが出来ない!おまけに大ちゃんに編集してもらったチームの本映像をもらうのを忘れていたので「大ちゃん、あとでデータちょうだい」って言ったっきりそのままにしてました。リハーサルで映像流そうとして「あ!山口と仙台のデータもらうの忘れてた!」って慌ててもらって、オープニングのタイトルを編集加工する始末。

その辺、バタバタでした。

それでもこの半年間の集大成が今日。掲げたテーマである

会えないけど伝えたい

を日本、そして世界のジェンベ好きにお披露目する日です。

そして19時。本番です!

 

スカイダイビングが如く!!

19時少し前にYouTubeの「配信開始」ボタンをクリックする時に「よし!押します!」ってなんとも言えない緊張感、こんな緊張するクリックは初めてかも。同時に

いったれーーーー!

って以前スカイダイビングをした際にヘリから飛び立った時のような心持ちでした。

しばしテーマソングが流れる中、11チームの集合写真がコラージュされた画面が続きます。あとで見返したらこの状態で5分。

生配信におけるこの辺りは常識らしいのですが、見てる側は、俺だったら辟易としちゃう。

そのうち遅延などの課題が解消された日にはせめて1分くらいにしたいなと思います。

そしていよいよ大ちゃんと佐々木の登場です。

へへへ。

そして乾杯です。

zoomで乾杯!は今回の配信の目玉でもあるので、リハを通してやまびこ現象とか、諸々ありましたが乾杯っていう勢いで押し切りました。

問題は実は未だ解決されていません。これもまた次への課題です。

この日のために3日前にチームとチームの間を繋ぐジングルを作りました。

アフロカツラにガットギターでヘコヘコ引いた映像を、これまた大ちゃんが音増しで味付けしてくれたので、割と面白いジングルになりましたね。

 

各チームの演奏

いきなり見る人の度肝を抜かせた山口、そして抽選会でいきなり2番目を引いた大ちゃんたち。

アラカリ&セッセカモンの映像を見ながら隣でうるうるしている大ちゃん(笑)

そして仙台ベージャンの映像を流して、見ているうちにある違和感が。

あ!大ちゃんに編集お願いしていたはずの編集された映像が、佐々木が手持ちで撮っていたカメラの映像のみになっている!

なんと配信リハ直前に大ちゃんから送ってもらったデータがなぜか違うデータを佐々木がオープニング映像編集してしまい、仙台ベージャンだけダイナミックな手持ちカメラ映像が終始流れるという結果になってしまいました。

仙台のみんな、本当にすみませんでした!

 

点火剤コメント

そして八戸。

実質、八戸の映像が流れている時間帯が一番視聴者が多かったです。

チャットのコメントも多数いただきました。
サム助の衣装についても(笑)

種子島のホナカのロケーションと、柴ちゃんの燻銀の唄声&えりさんのソクーの響き、ゆっこちゃんの乾いたコンゴニの音、、、、潮騒の調べと優しい風に乗ってまるでそこで聞いているような既視感に包まれました。

シナクラのマスク&サングラス&覆面という完全防備コロナ仕様に度肝を抜かせた所でしばし休憩。

 

ここまでzoomのこだま現象を除いてはほぼ完璧に進んでいます。しかし当初2時間強で終わる予定で考えてましたが、この段階で1時間40分。。。むむむ、やはりそこは生配信=ライブ。

後半はたまちゃんたちからスタート。

吉田くんの小気味いいパワフルな音でガッツリ掴みます。

コメントの中には韓国や中国のジェンベ大好きな方からも英語で励ましの言葉をたくさん頂いていて、なんだか本当に勇気凛々です。

英語でコメント返せない自分を少し恥じましたが、、、。

そして女性講師続きでつるもく。

今回は東京から2チーム、埼玉1チーム、神奈川1チームと、関東勢で4チーム出演してこともあって、つるもくも次のアフリカ新座にも多少ガヤ混じりうな暖かいコメント(笑)が多数頂きました。

この辺から僕も大ちゃんも熱い思いが倍増していたんですが、これらのコメントがそれを更に倍にさせてもらえてました。

思えば全大宴1って、それがどんなものなのか?収録?zoomで乾杯?生配信????ってクエスチョンマーク総ざらいなイベントだったこともあって、告知が難しかったんです。

しかもコロナ禍で集まって呑みながら見てもらう事も推奨できないし、、、、

しかし結果的には集まれないから割と少人数でもしくは一人で

「じっくり観てもらえた」

ことでコメントを多数頂けたって思ってます。
全大宴2では確実に一人より二人、もしくは多人数で集まって呑みながらワイワイしてみてくれた様相なのでコメント書く暇もないって状況だったのでは。

熱いたくさんのコメントはコロナがくれたプレゼントですね。

 

終盤、しっとりソンソネっていう意外なセレクトなアフリカ新座に続いてドゥニヤカンの公園っていうロケーションにも驚いて、さていよいよトリのタムタムマンディング糸島です。

しっとりコーラスからのほぼ全員がソロを叩くという展開からの、全大宴1を締め括ったと言っても過言ではない

宏樹のダンス!!!

流石、イベントのポイントをわかっていますね。

 

フィナーレ

そしてフィナーレを迎えます。

最後に乾杯!

 

結局3時間に及ぶ文字通り「大宴会」となってしまいましたが、。。。

僕の56年の人生でこんなにあっという間の3時間は初めてでした。

本当に。

それはきっと11チーム150名分の想いと、当日生で観てくれた1,092名の感想とが1秒1秒に散りばめられていたから。

 

この後大ちゃんのところで軽く打ち上げして、泊めていただいて、翌日昼からのシナクラがある品川まで車で向かう道すがら用賀のスタバで配信された映像のアーカイヴを全部観ながら涙流しちゃったってSNSに書き込んだ僕に「スタバでPC観ながら号泣してるオッサン、恐い!」って日光に指摘された佐々木でした。

 

そして、、、、、そこにあった「感動しました!私たちも出てみたいです!」っていういくつかのメッセージを読んで即座に決意したんです。

全大宴2やろう!

 

続く

 

 

 

By ジャンベ佐々木

1965年東京都練馬区生まれ(現在55歳) 小学6年生の時、父に連れられて行った銀座のクラブで沢田研二の「勝手にしやがれ」を歌ってかぶってた白い野球帽をシャって投げたらクラブ中が沸いてホステスさんにムギュってされてから人前で何かやることの快感を覚える。 1991年ジェンベと出会う。2001年ジェンベネットショップ「楽屋」創設、2006年加藤タクミと「TDF東京ジェンベファクトリー」創設。2012年に第一回ジェンベ大発表宴会を開催、2021年3月に「全国ジェンベ大発表宴会1」を開催。

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