HELP!

収録を半分くらいのチームを撮り終え、並行して編集をし始めたあたりのある日

映像と記憶から放たれる各チームの、

あまりにも熱く大きな想いとココロがいく層にも重なって

小さな佐々木のハートのキャパから溢れ出ちゃってることに気づいて

大ちゃんにヘルプを出したんです。

幸せ袋がパンクしちゃった

助けて欲しいと

 

大ちゃんにはそれを共有して欲しかったのもあった。

大ちゃんは察してくれていたみたいで、即答で「伝わってきてます」って言ってくれた。

思えば全大宴って、こうやって佐々木が爆進していってぶち当たって凹んで、その都度おまつや大ちゃんや、各地の皆さんに助けられて、またTDFタクミに諭されながら進言もらって、また猪突猛進してポきっと折れて、、、って繰り返して作られていってるんですって、改めてこのブログで振り返りながら思ってます。

大ちゃんもまた2020年をアフリカモンで燃え進んで突き当たって凹んでまた進んでを繰り返してきて、そして彼と周子ちゃんの抜群のクリエイティビティで表現してきた経緯があったから、僕のヘルプを即座に理解してくれたんだと思います。

編集方針をあらかたシェアして、何チームかの映像編集を請け負ってくれました。

 

映像スペシャリスト坂巻正志

そしてもう一人、この全大宴というプロジェクトを陰でガシッと支えてくれているのが阪巻正志という男。

阪巻さんはカメラマンではあるけどジェンベ叩きで、実はもう15年以上前に佐々木が主催していた田無の練習会に遠くから自転車で叩きにきてくれたりしていたんです。

2012年から毎年実施していたリアルな方の大発表宴会の撮影を何度か打診したことがあって、そんときは都合が合わずだったんですが、全大宴をやると決めて、各地を佐々木が収録しにいくと決めたあたりで阪巻さんを思い出して

「全大宴の映像関連の指南役になって欲しい」

とオファーさせて頂きました。

生配信するって決めて映像のスイッチャーやら何やらを買い始めていた頃

「これで本当に自分に出来るのだろうか?」

ましてやMCを大ちゃんとやりながら映像をコントロールしていくってのは、至難の業じゃないだろうか?って思ってた僕にとって阪巻さんはまさに神でした。

「そんなに難しそうじゃない」

この言葉が持つチカラ。凄い。

何でも慎重に、ダメだった時のリスクを避けて「安請け合いしない」傾向というのは昨今の世相、いや、自分がサラリーマンだった時もそれは口すっぱく言われてきたことです。

しかしながら

石橋を叩いて壊れる前に走って渡っちまえ!って勢いで全大宴という橋をぶっ飛んで行こうとしている自分にとって、大丈夫!飛んで行ってみましょう!ってトーンで話せる阪巻さんの存在は本当に大きかった。

実際1も2もいろんな壁にぶち当たりましたが、結果改善点が見出せたっていう

いいことしかなかった

そしてそんな阪巻さんに適時なんでも聞きまくって収録した映像を大ちゃんと編集し終えて、さあいよいよ生配信!

 

ゲネプロ兼出番順抽選会

何せこう言った配信業務は初めてのこと。

その不安を解消すべく3月6日土曜日の本番に先駆けて3月3日の水曜日にリハーサルを兼ねた出演順を抽選で決める抽選会を生配信してみようということになりました。

ここで音の遅延や映像の乱れ、そしてzoomで各地を繋ぐシーンを生配信するという、阪巻さんも「ここだけが不安」と言っていたところをチェックする意味もあります。

大ちゃんのスタジオは湘南の海を見渡せる高台にあって、スタジオも大ちゃんらしいとてもリラックスできる空間です。

阪巻さんと待ち合わせて、セッティングしながら話してると大ちゃんが何やら何やら持ってきました。

お!手作り出演順ボード!

すげーー!

この瓢箪の破片に各チームのチーム名が書いてあって、それをいれたカラバスから佐々木が引いて順番を決めるって方式です。

大ちゃんのセンス、この辺りも突出してる。

全大宴を見てくれた人から頂いた感想の中に

「スタジオとお二人の醸し出す雰囲気が緩くてとても良かった」

って声を多数いただきました。

どうしても配信のMCって「頑張っちゃってる感じ」が出ちゃいがちだと思うんですが、今回の全大宴は宴会の要素50%であり、僕は大ちゃんのゆるい雰囲気にこの数ヶ月間本当に助けられた人間で、その感じを見てる方々にも存分に伝えたいって思って、MCのトーンを「飲み会でするような会話」にしようって大ちゃんに提案したんです。

大ちゃんの進行に佐々木が付け加えていくっていうスタイルは当初のタモリ倶楽部の空耳アワーそのままで、大ちゃんが安斎さん如く緩く淡々と語りかけてくれるトーンに、佐々木がタモリが如く時には「カッカッカ!」って爆笑しながら(タモリの爆笑、あれいいっすよね)多少荒らしていく感じの進行が自分で言うのも何ですがとても良かった。

これはずっと後でまた書きますが、全大宴2はその位置関係を逆にしてみたんですが、あれ、やっぱ全大宴1の空気感の方が良かったって思います。

佐々木が淡々と大ちゃんとおまつに語りかけていった結果、緩さが薄れ、そして長くなっていった。。。。。。。

テーマソングお披露目、そして抽選

この日はリハーサル的目的の他に、全大宴のテーマソングのお披露目もしようと思い、中間あたりで流しました。

全大宴1テーマソングの経緯についてはこちらに詳しく書いてますのでご覧ください。

さて、抽選の方ですが、トップとトリを最後にひく方式で、2番目から。

なんとMCの大ちゃんのチームであるアラカリ&セッセカモンを佐々木がいきなり引いちゃいました!

その後も続々と出番順が決まり、さあ、残るは最後のトップかトリか?

残ってるチームはアジ兄の山口&八幡ジェンベ交流会とヒロキのタムタムマンディング糸島です。

結果はトップが山口&八幡ジェンベ交流会、トリがヒロキのタムタムマンディング糸島となりました。

 

週末は本番!

この配信リハで音ずれやzoomでの遅延が確認できたので、改善しながら少し安心して本番に臨めました。

 

続く

By ジャンベ佐々木

1965年東京都練馬区生まれ(現在55歳) 小学6年生の時、父に連れられて行った銀座のクラブで沢田研二の「勝手にしやがれ」を歌ってかぶってた白い野球帽をシャって投げたらクラブ中が沸いてホステスさんにムギュってされてから人前で何かやることの快感を覚える。 1991年ジェンベと出会う。2001年ジェンベネットショップ「楽屋」創設、2006年加藤タクミと「TDF東京ジェンベファクトリー」創設。2012年に第一回ジェンベ大発表宴会を開催、2021年3月に「全国ジェンベ大発表宴会1」を開催。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA