定番!まだ静岡?

僕は車の旅が好きで、過去2回鹿児島の三島村へ2回行っているが2回とも車で行った。
(うち一度は島までフェリーに車乗せて車中泊した)

東京から西へ向かう際はとにかくワクワクしながら、しかも大抵は夜中出発なので気づかないんだけど

帰ってくる際にいつも思う「まだ静岡?」感

これは、まあよく語られることなんで珍しいことではなく実際浜松から御殿場までは200km近くあるわけだから時速100kmで走っても2時間かかる

最初、アフリカフジに浜松のぐるくん・フキちゃん・いのっち「浜松三銃士」が通ってるって聞いた時「うわ!」って思ったけど

それにも増してランボーが浜松で「東海クラス」ワークショップをやってるっていうのも結構驚いた。

しかしながら地図で見たら見事に

東京→富士→浜松→名古屋がほぼ等間隔で位置していたのだ。

ここを縦横無尽に往来し、そしてたまに東京へ家族で来てくれる「ぐるくんファミリー」って凄い。

ぐるくんフキちゃんいのっち

そんな彼らの熱に呼応するようにランボーたちが名古屋からワークをしに行っている東海クラスを中心に、名古屋クラスのメンバーも加わったのが

今回の全大宴2の出演者編成であった。

 

創り込む

そんなランボー東海クラスのリハーサル見学も含めた事前訪問に行ったのは2021年7月10日の土曜日

ここまでの事前訪問「愛に育旅」は全て飛行機や新幹線だったけど、今回はランボー東海からの名古屋ふみくんからの富士の小鉄クラスのトリプルヘッダーだったこともあって中部東海横断の旅といえば

車!

イエーーい!

最初にリハーサルに伺った時は、実は浜松クラスと名古屋クラスの「初顔合わせ」で、実は最初で最後の合同練習だったそう。

久しぶりに会ったナナちゃんは、相変わらず元気で美人。

しかしその日は声がガラガラで、しかもリズムの構成をみんなにしっかり伝えてゆく「仕切り役」だったためちょっとだけ

「BOSS」

でした(笑)

ランボークラスらしさを全面に出した曲の構成。めちゃカッコイイけど出演人数も多く、7月のその段階では

「こりゃ結構練習が必要かも」

って思えるくらいの完成度でした。

それがどうでしょう!

本番では天気も最高で、何と会場の浜松フラワーパーク「野外ステージ」で多くの観客に見守られながらの収録本番は

ビシッと揃ってました!

これもやはりランボーにとっての神様である

ジェンベのチカラ

でしょう。

 

核となる家族

ランボークラスは流石に人数も多いしタレント揃いで、サイドストリーに溢れまくってますので、枚挙に遑がない!

ので、ランボーとナナちゃんの書いたらシリーズで描けるであろうストーリーはランボーのインタビューに集約することとして

ここでは二つのストーリーを端折ってご紹介します。

まずは浜松三銃士の一角つーか2角『佐原夫妻』

最初に会ったのはもっと前、たぶんTDFがアフリカ屋にいた頃だと思いますが、ちゃんと話したのはその後2016年のママディ東京ワークの時。

まだ生まれて間もない愛娘伊音ちゃんを抱っこしたふきちゃんとぐるくん、ワーク中にも伊音ちゃんがぐずるのでその度に会場から出て、とても大変そうだった。

自分もそうであったように

佐原家の歴史は伊音ちゃんとの歴史

楽人も一緒にイベントに行くとすぐに「帰ろう」って俺の手を引っ張ってたから、こんな僕でもぐるくんたちの胸中がよくわかったから余計に辛かったのを覚えている。

僕はしばらくしてジェンベを家庭と分離して考えるようにした。

そうしないと心のバランスが取れなかったからだ。

しかし、彼らは違った。

ずっと伊音ちゃんとジェンベと一緒に歩んできた。

またもっと凄いのはぐるくんはそこにバイクとか仕事とかを絶妙なバランスでサンドウッチのように挟み込んで一つのものにしている印象がある。

もちろんフキちゃんの努力と理解と佐原家のボスとしての存在感

があってからだこそである。

そうした努力が集結してランボーの東海クラスが成り立っているのではないか。

これはそうマネできることではないけど、コミュニティとしてのジェンベクラスを成立〜継続させていくのに一番重要な要素だと思う。

 

支える存在を支える存在

左からふみくん・ランボー・廣瀬くん

そして他のクラスでも出てくるが、

スーパーサポーターと僕が名付けた廣瀬くん

の存在。

廣瀬くんは、たった一回名古屋でランボーたちと一緒に呑んだ時しか話してないけど、今回7月のリハーサル、11月3日の収録本番とランボークラスを見ていて

彼がランボーたちのみならず中部東海地区のジェンベシーンに対する存在感を考えるに於いてとても必要な重要人物の一人と見た。

ランボー来日する前から来日後まで、そして前記のジャンベ道場のふみくんとも古くから活動、木戸ちゃんやヒロなど幾多の名古屋のジェンベシーンでもそうだし、今は土岐でもドゥンドゥンバ虎の穴というドゥンドゥンバに特化した練習会をナナちゃんのダンスワークと一緒に実施していて、そしてまた彼も愛娘と一緒にランボー家と一緒に

強固なコミュニティをどっかりした土台で支えている。

沖縄ママディには亮太くんが、広島ダビットにはチッチやツンさんがいるように、奥さん以外の支える存在が特にコミュニティには重要、、と何度も書くようだが、それはもっと言うと

支える存在を支える存在

すなわち支える存在の奥さん・家族や、親族(特にご実家の親御さん)、仲間達の理解と協力なくしては支えることも出来ない。

ここもなかなかどうして難易度が高いが、重要な要素は

どれだけ本気なのか?

だと思う。想像してみて欲しい。

自分の家族が自分を蔑ろにしても何かに命をかけて打ち込んでいる・・・・

あなたはその人を好きになりますか?嫌いになりますか?応援しますか?否定しますか?

 

収録本番

なにしろ最高のロケーションとコンディションだった。

4月に参加決定してから6ヶ月、半年と一口にいうと長く「それだけあれば練習し飽きるくらいできるっしょ」と思う方がいるかもしれないが

ご承知のようにこの半年間は普通の半年間ではなかった。第4波(4月から6月)第5波(7月から9月)と、ほぼ全ての期間が緊急事態宣言か蔓延防止条例だった。

その上、合同チームであるが故の距離。

これを地道な練習で乗り越えられたのも、ランボーの素晴らしさ・ナナちゃんの仕切り能力・浜松三銃士の意識の高さ・廣瀬くんの支え、、、、そしてそこに意識を乗っけた参加者全員の努力ががあったからこその

奇跡のステージ

だったと思います。

ダンスも綺麗だったなぁ
堀場さんやケイタくん達名古屋チームのユニゾンもカッコよかったし!くにさんやいのっち達も素敵!!!

乾杯!

フラワーパークの石窯でピザを焼くレストランがあったので、乾杯をすることに。

とはいえここは100パーセント車でくる場所なので、軽く軽く。もちろん僕も車だったけど、どっかで車中泊するつもりで寝袋持参だったので呑みました。

思えばみんな家族連れで来てるのに、僕がいるから無理して残ってくれてたんだと思う。

ありがとうございました。

そして日が暮れる頃には綺麗なイルミネーションに。

そっか、もう11月なんだね。

生配信は11月13日だからあと10日か、、、いやいやまだユージマンクラスの収録が残ってる!

もうひとっとびしますよ!!!!

続く

 

 

 

By ジャンベ佐々木

1965年東京都練馬区生まれ(現在55歳) 小学6年生の時、父に連れられて行った銀座のクラブで沢田研二の「勝手にしやがれ」を歌ってかぶってた白い野球帽をシャって投げたらクラブ中が沸いてホステスさんにムギュってされてから人前で何かやることの快感を覚える。 1991年ジェンベと出会う。2001年ジェンベネットショップ「楽屋」創設、2006年加藤タクミと「TDF東京ジェンベファクトリー」創設。2012年に第一回ジェンベ大発表宴会を開催、2021年3月に「全国ジェンベ大発表宴会1」を開催。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA