八戸女子!

様々な人から全大宴についての感想を頂くときに、八戸ジェンベ部よかったねーって後に

赤ちゃん背負ってドゥンドゥン叩いてる人!凄かったね!

と言われることが多い。

演奏終了後にその女性ともちんさんはじめ4名の女性から話しが聞けた。

主婦業をこなしながらジェンベを生活の中に取り入れることの大変さ、、などについて聞いたときに

みさをさん(マダンのソロ1人目)→「生き甲斐なので」

チーボー(マダンのソロ2人目)→『ジェンベなかったらストレス溜まる!」

ともちんさん→「それでバランスが取れている」

ミミさん→ドキドキと感動を持ち続けていたい!

完全に生活の一部となっている様子が手に取るようにわかりました。

そして彼女らはこのインタビューの後、また練習会場へ戻って練習してました!

 

海の幸・サムの幸

練習の後、昼ごはんを食べようってことで有志数名で車で少し走って、名前は忘れちゃいましたが海にせり出した場所にある名物食堂へ。しかしながらお休みだったため、波光食堂へ。うに丼と磯ラーメンっていうのが看板に書いてあるくらいですから、それを注文しない訳にはいかないでしょ!ってことで「うに丼と磯ラーメンのセット」を注文しちゃいました。メンバーのみんなは

「今はウニの時期じゃないからちょっと小さめかも」

って言ってましたが、いやいやどうしてどうして、信じられない美味しさでした。ここでもごめんなさい、一杯いかせてもらいました。

今回連れて行っていただいた八戸の海は「種差海岸」という、太平洋側の岩場と綺麗な芝生が美しい場所です。
翌日、サム助に連れて行ってもらった八食市場もそうでしたが、やはり海の幸が豊富で美味しい土地って本当に贅沢で、それが地域の人々に与える影響、すなわち

「ギスギスしてない(飢餓への意識から解放されるため)」

心持ちの人が多いのではないでしょうか?

食後、車で佐々木の宿泊先ホテル「セレクトイン八戸中央」までサム助に送ってもらいました。
このホテル、何と1泊2,400円!!!2泊しても5千円いかない!

今回の全大宴収録の旅は、コロナ真っ只中、お宅に迷惑をかけるリスクを考えて「極力ホテルに宿泊」という2020年年末のコロナがザワザワしてたときに決めてました。

チームの講師もメンバーも、その周囲の方々がエッセンシャルワーカーという方もいらっしゃいますから、安心を提供する意味でもそう決めました。

なのでこの宿泊料金はとても嬉しい!

ホテルで映像のチェックなどをして休憩、その夜はサム助のお店「ぴこてぃり」で歓迎会をしてくれました。ダンスのリードジェンベを叩いていたヨコちんが車でホテルまで迎えにきてくれてお店へ。

まずはサム助が作ってくれたカレー。今回は「タコカレー」。これがまた美味しい!ベジカレーも加わり、ハーフアンドハーフで食べたり!贅沢!

そして次々とホタテのグラタンなど、そりゃもう絶句するような美味しい料理、そしてお酒。

シメはお手製のカスタードプリン!

サム助のあの外見からは本当に想像もできないスイーツまで、、、

彼のジェンベや音楽へのこだわりと同じくらい食に対するこだわりがあるんですね。

月曜朝練

翌日は月曜日で、八戸ジェンベ部の朝練がある日でしたので、サム助のレッスンを受けようと思って9時に昨日の公民館までホテルから歩いていみました。
20分弱で着くだろうとたかを括っていましたが、、、、

寒い!

路面の根雪が氷になっているってことは、もちろん氷点下なんでしょうが、なんかこう、空気がキュッとしてる感じで、深呼吸すると鼻の奥がツーンとする感じ、、そうそう、スキー場にいるような感じでしょうか。

八戸のキャラクター「いかずきんズ」達に応援されながらひたすら歩きました。

頑張って会場まで。9時半くらいになっていたでしょうか、近くまで歩くと、微かに聞こえてきます。例のリズムのサンバンが!

デナボ!

なんか、早足になっちゃいます。

あれ、釣り場について仕掛け作って、ついつい早足でポイントまで歩いちゃうみたいな。(わかるかな、この感じ)

サンバンを叩いてたともちゃんのジェンベを借ります。元々はけんちゃんがマリで先生から買って帰ってきたクラシカルなジェンベ。超気持ちいい!

この、初めて一緒に叩く人たちの中で、ソロ振られた時の高揚感って、やっぱめちゃいいです。

自分は10年来ダラマンのサポートをずっとやってきていたので、マリンケのデナボではないですが、ダラマンのマンジャニはダラが習ってきてる先人たちとファムドゥ達のジェネレーションが一緒なので、フィーリングはドンピシャです。

そんなのもあって、どうしても手癖で僕はショフマンがトトパじゃなくトゥルパって「訛る」んですが、それがサム助の好みだったようで、、、

「佐々木さん、そのフィーリングをレッスンしてもらえませんか?」

え???俺、今日はサム助のレッスンを受けにきたんですけど!!

でも旅の思い出にってのと、どうやらサム助なりの気遣いじゃないかって思ってありがたくやらせてもらいました。

その後、八食センターで泣くほど美味しい海鮮ご飯を食べて、自宅へ送るお土産も買って、ホテルへ。

八戸最後の夜はメンバーのみさをさんのお店「チャクラ」でまた宴席を設けていただきました。

思えば昨日の昼食・ぴこてぃりでの歓迎会・ワーク後の八食センターランチ、そしてこの宴席、、全てにサム助だけでなくメンバーの皆さんが付き合ってくれてる、、、、、、

しかもその日はド平日ですよ!

もうこれはありがたいって思うしかなかったです。
種子島の時に感じたような気後れ感、、申し訳ない気持ちを持っていたら、これはもう、相手に対して失礼ではないのか?と。

そして決めました。

もしこの方達が町屋に来た時は目一杯もてなそうと。

八戸の夜は寒かったけど

心があったかくなって

熱くなりました。

チャクラの後、もう一軒!(笑)主婦のみんながこんな夜中まで付き合ってくれて、明日お昼前にお店を開けるから車で寝てからお店に直行する!っていう、、チーボー、、、、

これ、ほんと、忘れられません。

ありがたい。

ジェンベ談義ばかりって訳じゃなく、

ジェンベは導火線

人生そのもの、生活の一部、、そんな八戸のみんなでした。

 

仙台へ

翌朝、実は数日前に判明したんですが何と八戸から仙台行きのバスが運休になってしまったので、路線図を探していたら、サム助が

「仙台まで車でお送りしますよ」

え??

どうもこの春から仙台の学校に進学する娘さんの住まい探しをサムすけと奥さんと娘さんでその日にするというのです。だからみんなで仙台へ行こうと。

おそらくサム助は気を遣って、その日にその予定を急遽作ってくれたんですね。

この3日間、本当に何から何までありがとう!!

車は晴れてるけどメチャ雪のある高速道路へ。

この路面状況でこんな運転が出来るってのも、東京人には絶対無理!

冬の東北カルチャーショックあるあるですね。

 

仙台編へ続く

By ジャンベ佐々木

1965年東京都練馬区生まれ(現在55歳) 小学6年生の時、父に連れられて行った銀座のクラブで沢田研二の「勝手にしやがれ」を歌ってかぶってた白い野球帽をシャって投げたらクラブ中が沸いてホステスさんにムギュってされてから人前で何かやることの快感を覚える。 1991年ジェンベと出会う。2001年ジェンベネットショップ「楽屋」創設、2006年加藤タクミと「TDF東京ジェンベファクトリー」創設。2012年に第一回ジェンベ大発表宴会を開催、2021年3月に「全国ジェンベ大発表宴会1」を開催。

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