収録ツアールーティン

全大宴の収録ツアー、大方は週末撮って水曜に戻る、、というルーティンで実施していたのは、佐々木が2013年から、平日昼間など普通ではジェンベ習えない時間帯に初心者が気軽に来れる「プレジェンベ教室」というのを木曜昼間、2016年から夜も実施しているためです。また2007年からフイットネスクラブで実施しているジェンベレッスンも毎週金曜昼間にやっているので、水曜帰京・土曜から収録の旅、、、という流れになってます。
プレジェンは平日昼間というその性質上、今までいろんなジェンベワークショップを見ましたが、そのどれとも違う参加者さんたちの雰囲気があります。
子供たちが保育園に行ってる合間に、、とか、自営業で現場の仕事の合間に、、とか、午前中に夜の仕込みをした合間の時間を使って、、とか
自分が思いついて主催しているクラスなので、中期でアフリカに行ってる時とか以外は9年間毎週休まず実施してきました。
2020年のコロナ禍で、なかなか来れないって方も多く、時にはマンツーマンって日もあったりしますが、自分にとっても参加者さんにとっても「大切な場所」です。

2月10日水曜に仙台から帰京して、翌日プレジェンやって、翌日フィットネスで昼間にレッスンして、翌2月13日土曜の朝8時50分成田発のピーチでアジ兄の待つ福岡空港へ向かいました。

 

アジ兄

アジ兄を語ると、ちょっと長いので、まずは山口&八幡ジェンベ交流会の全大宴演奏から笑

いかがですか?このハッピーだけど「ヤンチャな感じの演奏」は。
全大宴って、各地の地域性とかいろんな要素が演奏の感じに出るんですが、より濃く出るのが「講師の雰囲気」なんですね。それは講師が一緒に演奏してるわけじゃないのに、その雰囲気が色濃く出る。山口八幡ジェンベ交流会の演奏はアジ兄のROCKな感じが出ていたとい思います。

その山口&八幡ジェンベ交流会を主催しているアジ兄とは、実はいろんな昔からの繋がりがたくさんある!のを知ったのは、知り合ってしばらくしてから。古くは24年前の1996年までさかのぼります。

アジ兄が1999年に結成したバンドTommy&Aji(トミアジ)はトミーというギターボーカルとパーカッションボーカルのアジ兄の2人組。そのトミーとは僕が昔やっていたバンドTHE DoRoNで1996年に九州ツアーをした際、博多の須崎公園でのライブと、最終日の親富孝通りのライブハウスでのライブの際に共演していて、当時24歳だったトミーは、博多のミュージシャン界隈では若手で、そう、アジ兄を語る上で「博多ミュージシャン界隈」というカテゴリーがとても大きなキーワードなんですが笑
そこでトミーは色々僕たちに気を使ってくれて、とても顔は濃いけど爽やかな印象が強くありました。

んで2001年頃にトミアジがドロンで一緒だったヤマザキヤマトと共演した時に、初めてアジ兄と会って、そん時のアジ兄はまだ折り返して被せたジェンベの皮が長い毛付き状態(笑)の「いかれたおニーちゃん」だったんですが笑、そん時に「博多だったらユージマンていうジェンベ叩きがいるよね」って話した記憶があります。

トミアジでのアジ兄のジェンベはその頃から

歌の一部としてのジェンベ

でしたし、実は今もその根っこは変わってない。

そんなアジ兄がどっぷりとアフリカンにハマってギニアに行ったり、各地でジェンベクラスを始めたり、劇団アフリカでギター弾いてるのも映像で見て
「あ!アジ兄だ!相変わらずイカれてるなぁ笑」
って思ったり、フォリカンに加入してツアーしたり、、、、

この5年くらい九州へ行く度にアジ兄と連絡とって親富孝通り界隈で呑んだりしていたんです。

アジ兄の凄さは、たくさんあるんだけど、特筆して凄いのは

徹底して付き合ってくれる

自分の都合や、時には家族の都合もそっちのけで僕らのような訪問者に時間を割いてくれる。それって、普通はできませんよ。実際、そのせいもあってかアジ兄の生活環境はめぐるめく変わって行ってます。なんか申し訳ない気持ちになるけど、きっとアジ兄にそれを言うと怒ると思うので言いませんが。

そのたんびに1996年に僕らを九州ツアーに導いてくれた平田達彦さんや、共演したハシくんとか森田馨介さんとかのギター一本で旅するミュージシャンとか、
サンハウスやTHE MODSなどの「めんたいロック」レジェンドミュージシャンとか、

全部繋がってる

アジ兄はそんなミュージシャンたちと今も一緒に演奏してるんです。それはアフリカの伝統リズムじゃなきゃいけない、とか、このダンスの振りにはこのフレーズじゃないといけないとか、そんなんじゃなくて、歌やギターとか他のパートと

曲の世界を創り上げるチカラ

がないとできないこと。

 

全大宴出演依頼

そんなアジ兄だからこそ、2020年秋に全大宴を思いついてから、九州はヒロキのクラスとアジ兄のクラスっていう僕の大好きな極端な2人に声をかけさせてもらいました。

ガッツリとママディの流れを汲んでいるヒロキのクラスと、とはいえワークショップを展開するベースとしては西アフリカっていう部分はあると思うけどロックなミュージシャン的な要素も出るんじゃないか?っていうアジ兄のクラスと、。。。

そして運命は順番を決める抽選会にもモロに出たんです。

トップがアジ兄の山口八幡ジェンベ交流会

トリがヒロキのタムタムマンディング糸島

そしてトップでいきなりロック、、いや見方によってはPUNKなあの人が登場したんです。

僕が大事にしているプレジェンと同じように、アジ兄が大事にしている山口クラス&八幡クラスという「居場所」にいました!その人は!

 

続く

By ジャンベ佐々木

1965年東京都練馬区生まれ(現在55歳) 小学6年生の時、父に連れられて行った銀座のクラブで沢田研二の「勝手にしやがれ」を歌ってかぶってた白い野球帽をシャって投げたらクラブ中が沸いてホステスさんにムギュってされてから人前で何かやることの快感を覚える。 1991年ジェンベと出会う。2001年ジェンベネットショップ「楽屋」創設、2006年加藤タクミと「TDF東京ジェンベファクトリー」創設。2012年に第一回ジェンベ大発表宴会を開催、2021年3月に「全国ジェンベ大発表宴会1」を開催。

One thought on “徒然記5(山口&八幡ジェンベ交流会その1)”

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