ツアー初新幹線

新山口の改札口でアジ兄と別れて新幹線のホームへ。
思えば収録ツアーで新幹線を利用するのは初めてだ。
料金は1万3千円強!八戸行くバス代の倍じゃ!でもバスがなかなか丁度いいのもないし、、、、

えい!って感じで乗り込みました。途中広島で乗り換えたんだけど、やっぱ早いし

快適ぃ〜

あっという間に京都に着きました。
金で時間を買う・・・・・・そもそも全大宴1は全てが初めてのことだったので、基本交通費や機材費全て自腹、もしよろしければカンパお願いします!ってスタンスだったので移動費は極力抑えたいと思ってましたが、LCCの飛行機代や夜行バス、そしてホテルも、やはりコロナ真っ只中ってこともあってとにかく安かったので、ここは新幹線致し方なしって場面でした。

藤井容

ドゥニヤカンは京都と大阪で藤井容とオッくんが協力し合いながら活動しているワークショップ。他にもイベント出演や地域の行事に参加したりと、多方面で活動してます。

容もおっくんも二人ともHamanahという関西のジェンベバンドのメンバーで、特に容は伝説のイベント「国産ジェンベ打サミット」の中心となって立ち上げた男です。

その辺りはたっぷりとインタビューで話してもらったので、こちらをどうぞ!

容のジェンベプレイを見聞きしたことがある方はわかるでしょうが

音が綺麗

そして軽やかなのに重厚です。そして

「こいつジェンベ馬鹿やなぁ」

って思わせる、愛を感じます。

 

苦情ないのか?

JRの桂川駅で待ち合わせ。そこから会場まで容の車に乗せていってもらう。

今回の演奏は京都のクラスと大阪のクラスの合同チーム。

御多分に洩れず京都大阪も1月は緊急事態宣言で施設が使えす合同での事前リハーサルは出来なかったため、集合場所である仲間の桃辻製作所さんで「直前リハ」

桃辻さんのオフィスは京都伏見の工場と住宅が混在するエリアにあります。
物凄くお洒落な建物で、一階が工場、2階にオフィスや洗練された多目的なスペースがあり、上のヨウのインタビューもそこで撮影させていただきました。そこからさらに階段を上がると中3階もあって、素敵なことこの上なしです。

そこで直前リハ!

いくら素敵な建物で防音にも気を配っているとはいえ、とはいえですよ、、、

ジェンベの音な訳ですよ。
しかも多人数&ドゥンドゥンもフルセット。

航空地図でお分かりなように住宅も隣接しています。

大丈夫なんだろうか?

どうしても東京で苦情が来て警察が来るシーンを思い浮かべてしまいます。

そしてさらになんと本番は工場前の

下三栖城ノ前公園

で演奏収録すると。

え!!!!!

種子島ならわかります。周囲に家、無いですもん。

ここは京都。しかも公園横のどでかいお屋敷とか、雰囲気すごい家が沢山。

おまけに日曜だから家族連れで賑わってる!

しかし、容はあまり心配してません。

そう、それには「大丈夫であろう」物凄い理由がありました。

 

行い

リハの場所を提供してくださった桃辻製作所の社長「桃辻祥龍さん(祥さん)」はこの地で60年近く機械加工をしているの会社の社長で、奥さんは容の奥さんまさこちゃんとヨガで繋がっていて、また祥さんもドゥニヤカンの活動にいつも協力してくれています。

工場を見せてもらいましたが、品格や規模は全く違いますが、僕らTDFと同じ匂いを感じる

「こだわり」の塊

のようでした。

その祥さんが、会社の2階でジャンベの収録があるから、近所に「多少音が出るかもしれません」って事前に挨拶に行ったそうです。
その時に近所の方々から

「家の中でやったら見えないから、公園で演って!」

って頼まれたそうです。

物凄い。
それは一朝一夕でできることではないですが、それを可能にしているいくつかの要因を想像するに

①日頃の近所付き合いによる信頼関係ができている
②祥さんや奥さんの人間性
③会社が地域に根付いている
④理解ある方が多い
⑤ドゥニヤカンのメンバーが感じがいい

もしかしたらもっとあるかもしれませんが、この5つを成し得ることが出来たら、僕らはもっと違うジェンベシーンを作ることができるかも、、、、しれない?

いや、近づいていけたらいいですね。

 

もう一人のまこっちゃん登場

収録にあたり容から

「もう一人、友達でカメラマンがいて、一緒に映像を撮りたいって言ってますが、いいですか?」

と打診を受けました。特にアップや手元を撮りたいと。

それは素晴らしいと思い、もちろん快諾。

当日初めて会ったまこっちゃんは面白い男でした。
しかし一度カメラを持つと流石プロ、変態っぷりを発揮します。
カメラもフルサイズの一眼なので映像のクオリティも、もちろんその寄った時のアングル造りも、素晴らしかった。

今後の撮り方の参考になりました。

まずは全大宴で配信した映像がこちら

そしてまこっちゃんが撮った映像と、僕が撮った映像をミックスしたのがこちら。

全大宴としての「発表要素」と「宴会要素」を考えたら、ここまでイメージ寄りには出来ませんが、叩いてる疾走感やかっこいいイメージは素敵だと思います。

 

演奏終わって、また祥さんのオフィス2階で寛いで、ハイポーズ!

お疲れ様でした!

 

解散後は奥さん手作りの激ウマご飯をご馳走になって、祥さんのこれまた秘蔵の楽器たちも見せて頂いたりして、、、

僕も仕事、頑張ろうって思いました!(笑)

 

心をキャッチ

帰りは、前回(事前訪問)の際は夜行バスでしたが、今回は京都駅から新幹線。
容に駅までまた送ってもらいました。

ドゥニヤカンの収録は、これまでの山口や八戸のように参加者さんと打ち上げでガッツリ呑んで騒いだりしなかったですが、その分、演奏をカメラのレンズを通して感じた

「みんなのドキドキや心意気」

をガッツリ漏らすことなくキャッチできたんじゃないかって思います。

なんだかソワソワしちゃって帰りの新幹線で撮った映像をまとめたりし始めた、西日本ツアーの締めでした。

 

今度の週末はアフリカ新座と、つるもくのダブルヘッダーです!

 

続く

By ジャンベ佐々木

1965年東京都練馬区生まれ(現在55歳) 小学6年生の時、父に連れられて行った銀座のクラブで沢田研二の「勝手にしやがれ」を歌ってかぶってた白い野球帽をシャって投げたらクラブ中が沸いてホステスさんにムギュってされてから人前で何かやることの快感を覚える。 1991年ジェンベと出会う。2001年ジェンベネットショップ「楽屋」創設、2006年加藤タクミと「TDF東京ジェンベファクトリー」創設。2012年に第一回ジェンベ大発表宴会を開催、2021年3月に「全国ジェンベ大発表宴会1」を開催。

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